1 :海江田三郎 ★ :2016/04/29(金) 20:48:47.98 ID:CAP_USER
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/042000042/042100003/
Androidスマートフォンとして高い人気を誇る「Xperia」。ソニーモバイルコミュニケーションズは2016年2月に
スペイン・バルセロナで開催された携帯電話・モバイルに関する見本市イベント「Mobile World Congress」(MWC)で、
従来の「Xperia」の枠を打ち破る製品群を発表した。それが「Xperiaスマートプロダクト」だ。
ここから「スマートフォンの画面に縛られたユーザーの世界を広げたい」と意気込む。第2回は、変わりつつあるXperiaについて取材した。
(中略)
「Xperia Ear」。手のひらにすっぽり収まるライターのような形状のケースにすっぽり収まる。
本体では待ち受け80時間、通話3.5時間が可能。ケースに収納することで、ケースから本体に充電できる。
ケースのバッテリー容量は、本体満充電3回分
(中略)
ウエアラブルカメラのXperia Eye。球面レンズ、笑顔認識機能、音声認識機能などを備えている。ユーザーがXperia Eyeを首から下げたり
洋服に装着したりしておくと、球面レンズが自分の真横から正面、頭上から足元にかけて、視界に入るものすべてを捉える。
そして、その中に誰かの笑顔が映ったり周囲がワッと盛り上がったりしたタイミングで、自動的にシャッターを切る
(中略)
自宅などで使うことを想定して作られているのがXperia Projectorだ。辞書ほどのサイズの小型プロジェクターで、
背面を壁に密着させて使う。内部はAndroid OSで動いており、ネットワークでクラウドと接続。
クラウド上に保存された写真、カレンダー、テレビ電話の通話先リストなどを壁に投影する。
(中略)
「AIBO」の遺伝子を受け継ぐミニロボット
Xperiaスマートプロダクト、最後の一つがXperia Agentだ。音声認識などXperia Earと同じエンジンを使っているが、
こちらは小型のロボット。ユーザーが話しかけると、それに答えるように動作する。天気予報や今日のスケジュールをユーザーに音声で
知らせるほか、部屋のライトを付けたりエアコンの温度を調整したりする機能を持たせる予定
(中略)
そもそも「Xperia」はスマホのことじゃない
Xperiaスマートプロダクトの投入で多彩なラインアップがそろうXperiaブランド。「Xperia」という“冠”をこれらの
周辺デバイスに広げるのはなぜかと問うと、近藤氏は「そもそも『Xperia』はスマートフォンの名前ではない」と切り出した。
「Xperiaはソニーのコミュニケーションデバイスのブランドであり、ソニーモバイルは通信回線を使ったサービスを提供する企業。
スマートフォンはそのうちの1ツールでしかない」(近藤氏)。今後は、スマートフォンに限らず、
人間の情報収集やコミュニケーションをサポートするさまざまな形の機器を作っていく考えだ。
そして、これらの機器に使われている技術は、いずれもソニーモバイルやソニーの中に既にあるものをベースにしている
「我々が持つ技術をどう組み合わせ、どう生かすか。社内で模索した結果が、Xperiaスマートプロダクトには集約されている」(近藤氏)。
取材の中で、近藤氏からは「ソニーモバイルには最近、組織を超えよう、新しいことをやろうという機運が高まっている」
という話を聞いた。スマートフォンは既にコモディティー化し、SIMフリースマホでキャリアの縛りからも解放されて、
価格競争になり始めている。それならば、スマートフォンで培った通信やセンサーなどの技術を核にしつつも、
スマートフォンという形態から飛び出して、新たな使い方や価値を持った製品を提案するのも一つの道だ。
そして、そうした高付加価値製品こそ、ソニーモバイルやソニーの強みを生かせる領域なのだろう。
Androidスマートフォンとして高い人気を誇る「Xperia」。ソニーモバイルコミュニケーションズは2016年2月に
スペイン・バルセロナで開催された携帯電話・モバイルに関する見本市イベント「Mobile World Congress」(MWC)で、
従来の「Xperia」の枠を打ち破る製品群を発表した。それが「Xperiaスマートプロダクト」だ。
ここから「スマートフォンの画面に縛られたユーザーの世界を広げたい」と意気込む。第2回は、変わりつつあるXperiaについて取材した。
(中略)
「Xperia Ear」。手のひらにすっぽり収まるライターのような形状のケースにすっぽり収まる。
本体では待ち受け80時間、通話3.5時間が可能。ケースに収納することで、ケースから本体に充電できる。
ケースのバッテリー容量は、本体満充電3回分
(中略)
ウエアラブルカメラのXperia Eye。球面レンズ、笑顔認識機能、音声認識機能などを備えている。ユーザーがXperia Eyeを首から下げたり
洋服に装着したりしておくと、球面レンズが自分の真横から正面、頭上から足元にかけて、視界に入るものすべてを捉える。
そして、その中に誰かの笑顔が映ったり周囲がワッと盛り上がったりしたタイミングで、自動的にシャッターを切る
(中略)
自宅などで使うことを想定して作られているのがXperia Projectorだ。辞書ほどのサイズの小型プロジェクターで、
背面を壁に密着させて使う。内部はAndroid OSで動いており、ネットワークでクラウドと接続。
クラウド上に保存された写真、カレンダー、テレビ電話の通話先リストなどを壁に投影する。
(中略)
「AIBO」の遺伝子を受け継ぐミニロボット
Xperiaスマートプロダクト、最後の一つがXperia Agentだ。音声認識などXperia Earと同じエンジンを使っているが、
こちらは小型のロボット。ユーザーが話しかけると、それに答えるように動作する。天気予報や今日のスケジュールをユーザーに音声で
知らせるほか、部屋のライトを付けたりエアコンの温度を調整したりする機能を持たせる予定
(中略)
そもそも「Xperia」はスマホのことじゃない
Xperiaスマートプロダクトの投入で多彩なラインアップがそろうXperiaブランド。「Xperia」という“冠”をこれらの
周辺デバイスに広げるのはなぜかと問うと、近藤氏は「そもそも『Xperia』はスマートフォンの名前ではない」と切り出した。
「Xperiaはソニーのコミュニケーションデバイスのブランドであり、ソニーモバイルは通信回線を使ったサービスを提供する企業。
スマートフォンはそのうちの1ツールでしかない」(近藤氏)。今後は、スマートフォンに限らず、
人間の情報収集やコミュニケーションをサポートするさまざまな形の機器を作っていく考えだ。
そして、これらの機器に使われている技術は、いずれもソニーモバイルやソニーの中に既にあるものをベースにしている
「我々が持つ技術をどう組み合わせ、どう生かすか。社内で模索した結果が、Xperiaスマートプロダクトには集約されている」(近藤氏)。
取材の中で、近藤氏からは「ソニーモバイルには最近、組織を超えよう、新しいことをやろうという機運が高まっている」
という話を聞いた。スマートフォンは既にコモディティー化し、SIMフリースマホでキャリアの縛りからも解放されて、
価格競争になり始めている。それならば、スマートフォンで培った通信やセンサーなどの技術を核にしつつも、
スマートフォンという形態から飛び出して、新たな使い方や価値を持った製品を提案するのも一つの道だ。
そして、そうした高付加価値製品こそ、ソニーモバイルやソニーの強みを生かせる領域なのだろう。